数か月前に、NHKの番組を観ました。
毒親からどうやって抜け出すか？
毒親にならないためには？
という内容でした。
東ちづるさんがゲストで出ていました。
自分を見失った時に、母親とカウンセリングを受けに行ったそうです。
母親は「ずいぶん間違っていたみたい。ごめんね。」
そう言われた時に、自分の心が開けたと言われていました。
毒親から脱出するには
自分の気持ちをぶつけて距離をとるか
カウンセリングを受けることと精神科医が話していました。
私はカウンセリングを受けながら
両親への怒りや恨みなどを話して
カウンセラーに受け止めてもらいながら
自分でもそれを毎日コツコツとやっていきました。
それをやる事で精神的にとらわれて縛られていたのを
自分で外していき自由になりました。
私の所へ来られているクライアントさま方は
やはりご自分で受け止めていかれています。
中にはご両親が協力的な場合もあります。
その時は、ご両親へ気持ちを話してもらい
やって欲しことや話の聞き方を説明して
実践してもらう事で良い関係になっておられます。
実際に毒親と物理的には離れていても
精神的につながっているため
嫌な思いを持ち続けていて
その感覚を他の対人関係でも味わい
上手くいかなくて辛くなります。
赤ちゃんは母親と一体と思って生まれます。
母親との関りで別々の人間と気づき
愛情を受け取っていくと母親が安全基地になり
そのうち、子供の心にも安全基地ができてきます。
そうやって親離れしていくのです。
この体験がなければくっついたままです。
赤ちゃんが持っている母親は言わなくても何でもわかってくれる
思うように動いてくれるという万能感をそのまま持って大人になります。
対人関係でそれが当たり前と求めます。
でも、思い通りにはいきません。
また、母親との関係が当たり前と他の対人関係でも
同じコミュニケーションをとって辛い思いをします。
まだまだ、ありますね。
毒親と自分は別々の人間だということを意識してください。
あなたはあなたのために生きています。
毒親のためではありません。
あなたはあなたのために生きていいのです。
誰かのために生きているのではありません。
あなたはあなたの事をやってください。
他者の事をする必要はありません。
自分のために生きられて初めて
誰かのために何かをする事ができます。
自由になれる日は必ず来ます。
応援しています。