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執筆者の写真さとみ ひたか

愛着障害とは?

愛着と言う言葉を聞いた事はありますか?

これは、乳幼児期に母親とのかかわりで形成される心理的な絆です。

この愛着がうまく形成されないと不安を持つようになり

自分に自信が持てなくなります。


生まれてから最初に獲得する必要がある信頼を

母親とのかかわりで得るのです。

赤ちゃんは泣くことで食事や抱っこや心と体のケアを求めます。

その欲求に対して母親が赤ちゃんに愛情持ってかかわっていくと

赤ちゃんは安心します。

もちろん、母親はすぐには何を求めているかわかりません。

でも、最終的にお世話をしてもらうことで愛情を得ます。





拒否されたり不機嫌にお世話をされたりという事が多くなると

愛情を受け取れず信頼感が得られなくなります。

世界は恐怖と不安で一杯だと認識するようになります。

守ってくれるはずの親が守ってくれないとなると

見捨てられるんじゃないかと必死になります。


愛情で満たされた心の安全基地がないまま成長することになり

心にぽっかり穴が空いたまま大人になります。

また、赤ちゃんが持って生まれてくる万能感もそのままになります。

私の事は言わなくても全てわかってくれる動いてくれる動かせる

そういう心の働きです。

本当は、言葉にして言わないと相手には伝わらないのです。

乳幼児期にそれでも母親は最終的には

満たしてくれたという体験で信頼を得ます


子供はどんな自分でも受け入れてくれるという

体験を何度もすることがとても必要なのです。


これがないと他者との関係をうまく持つことができず

自己の評価や他者の評価を上げたり下げたりする場合もあり

気分はいつも不安定になります。

万能感により何でわかってくれないのと怒りが強くなります。

そして、いつも愛情を求めて苦しみます。

これを愛着障害と言います。


否定されずに受容されることあなたは体験していますか?

カウンセリングではカウンセラーとの間で

母親とのかかわりと似た体験をしていくことで

段々と自分に自信が持てるようになります。

もちろん、自分でインナーチャイルドを受け止めて

愛情を注ぐことは必要です。

その注ぎ方がカウンセラーから否定されず受容されることで

こうすればいいんだというのを体験してもらえます。

安心で安全な場所を持つことはあなたの中のインナーチャイルド

育てていくのにとても必要です。

カウンセラーに依存してしまうのでは・・・

と不安になるかもしれませんね。

でも、大丈夫。

ある程度は依存してみるのも

幼少期に得なければいけなかったものを得ることができます。

少しずつこころの穴は埋まって行きます。

勇気を出してカウンセリングを受けてみませんか?

応援しています。

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