ずいぶん前に、テレビで放送された福山雅治さんが出ている 「そして父になる」を観ました。
ラストはどうなるんだろうと思って観ていました。
血がつながっていなくても愛情を受け取った子供は
本当の親よりも育ての親を選びます。
アダルトチルドレンの方たちは親に愛されず
親との間につくられるはずの愛着がありません。
自分を支える力、自己肯定感をつくり自律するには
まず、この愛着を体験していく事が大切です。
この愛着ができる事によって
親、主に母親が子供の安全基地になります。
カウンセリングでは、カウンセラーが親の役目になります。
そして、やがて子供の心の中に安全基地ができて親離れをし自律します。
心の中に安全基地がないといつも不安定で
誰かに認めてもらう事で自分を支えようとして生きづらくなります。
誰か自分を認めてくれる人がいないと
不安や恐怖や寂しさを抱えて苦しくなります。
愛着は血がつながっていなくてもできる、それがわかる映画でした。
実際、私も親との間で愛着を形成していません。
それでも、自律できました。
それはなぜか?
カウンセリングでカウンセラーとコミュニケーションをとる事で
心理的な関りを持ちます。
否定されずに受け止められるという本来、親との間で体験することを
体験して愛着と言うものを経験し、心の中に安全基地をつくったのです。
本当の親でないとダメという事はありません。
必ず、安全基地ができて自律できます。
カウンセリングという安全で安心な場所で
自分と向き合う事でアダルトチルドレンから回復できます。
あきらめないでくださいね。
応援しています。
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