- ひたかさとみ
なぜかこの人は嫌いという事はありませんか?
今日は気温が高く青空が広がりました。
自宅のクリスマスローズが咲き始めて
これから満開になった時が楽しみです。
そんな中、ふと思い出したことがあります。
それは、中学生の頃の事です。
いつも休み時間には私の所にくる女の子がいました。
その子に私から話しかける事はなかったのに
いつも笑顔でやってくるのです。
その子は、他の子たちからは嫌われていておとなしい子でした。
その頃の私は、「何で来るんだ。来ないで。」と
心の中では思うけどそれを言わずにつき合っていました。
でも、その子を見ると必ず理由もなくイライラしていたのです。
冷たい態度もとったかもしれません。
今だからどうしてそうだったのかわかります。
それは、小学校までの私を投影していたからです。
幼稚園のころから私は誰の目にも見えていない
そう思って孤独感と恐怖感がずっとありました。
とてもおとなしくて自分から話すことはありませんでした。
小6の時、もうこんな人生は嫌だ!と思い
中学に入るとキャラ変したのです。
他の子と同じようにしゃべる子になる
そうすれば私がここにいるとわかる
そう思ったからです。
これは、我慢して言いたい事を言わずにいる
それを止めるということなります。
とても勇気のいる事でした。
そうやって頑張っているのに
その子は私以外には話さない
いじめられても黙っている
それが私を投影させたのです。
嫌いな自分を変えようとしているのに
目の前に嫌いな自分がいるわけです。
それは、イライラしますよね。
もし、その子に会えるならごめんねと謝りたい気持ちで一杯です。
誰かに誰かを投影することは皆さんあります。
それにすぐ気づけば気持ちが変わります。
イライラしたり憂鬱になったり怖かったりはなくなるのです。
あなたは誰かを誰かに投影していませんか?